長い夜を飛び越えて…♪

画像思いがけずの入院ということで、いただいていた有難いコメントにもお応えもせず、大変失礼いたしました。

28日深夜、急な腹痛と吐き気に襲われてそのまま苦しい朝を迎えました。
日頃いたって丈夫な胃腸でしたので、横になっていれば治るだろうぐらいでいましたら、主人が稲刈りのお仲間に話したらしく、それなら今日はいいから直ぐに病院に連れて行ってあげて、と勧められたのでした。

苦しそうな様子を察してか、主人のかかりつけ医のお馴染の受付の方が順番を先に回してくださって、診断された紹介状を持って、隣町の総合病院に行きました。

病名は、やはり急性虫垂炎ということで、一刻も早い処置が必要だったとか。動けない体でも意識だけははっきりしていて、「もう朝ですか?」「まだ夜の8時です」、「もう明けましたよね」「いいえ、夜中の2時です」と、忙しい看護師さんに何度も尋ねて一晩過ごした集中治療室。
松山千春さんの情感ある「長い夜」とは程遠く、こんなにもたいくつな長い夜があることを初めて体感しました。

そして、4人部屋で4日の入院を経て、昨日退院してまいりました。

ラッキーにも、イケメンの主治医の先生とベテランの先生が二人もついてくださって、優しい看護師さん達にお世話していただきました。
2日目に起きられるようになってからは、唯一動ける私が皆さんの背中をさすったり、ベットを起こしたり、寝返りしやすいようにしてさしあげたり…「病人にしてもらっちゃ…悪いねぇ(笑)」などと、同室の皆さんと楽しい時間を過ごしました。
実のところ、癌を宣告されてやむなく痛み止めの措置だけになられた方、私より10日も前に虫垂炎の手術されて退院の見通しがつかない方、体のあちこちを治療するために入退院を繰り返している方々です。

偶然にも、棚倉町、塙町、矢祭町と、さながら町内会代表の集まりのようになりましたけど、お世辞にも「いいひとが入ってくれて病室が賑やかになったのに、もういなくなっちゃうの…」と言ってくださって、泪をこらえるのが辛くなりました。


「ゴンタがねぇ、ドアというドアを独りで開けて、毎日探しまくっているよ」と主人から聞いていたゴンスケの様子。
退院して家に戻りましたら、見かねて主人が引き離すまで大興奮がしばらく収まりませんでした。
稲刈り繁忙期のさなか、作業の足を引っ張ってしまったことで申し訳なく思っておりましたのに、私が不在中、主人を朝夕食に呼んでくださったり、食糧を持って来てくださったり、食事の心配してくださる方々がいてくださって、ほんとに有難いことです。

今は嬉しいことに、腹腔鏡で開けた1.5cmの傷の痛みをほとんど感じなくなりましたけど、笑ったりくしゃみをするとまだ響きます。
冷蔵庫の中身はほとんど食べられなくなりましたけど、牛乳パックの開け口が反対側の方で無理やり開けてあったり…
私の後を毛布を引きずって歩いて、振り返るとそれが赤ずきんちゃんのようで…
笑うと痛いのを分っているくせに、二人とも笑わせてくれます。


長い夜を飛び越えた先…それは、私にとってやはり有難い人々の愛でした。

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この記事へのコメント

テコリン
2015年10月03日 23:26
まずは手術が無事に成功され昨日退院されましたこと、本当におめでとうございます。
まさか、急性虫垂炎だったとは…。苦しみに耐え、何よりご主人がそばにいてくれたことで対応が早くて良かったでした。
そばで笑わせてくれる家族がいて、支えてくれるご近所さんがいてくれて…。早期退院を導いてくれましたね。
本当におめでとうございます。くれぐれもお大事に。
親金
2015年10月04日 09:55
テコリンさん。早々の温かいお心遣いやご心配をいただきまして本当にありがとうございました。
まさか、この歳で自分がなるとは思ってもいませんでした。
幸いなことに大事にならずに済みましたけど、人によって程度は異なるものの、そのままにしておくと本当に危険な病気だそうです。
私の場合、腸は正常で腹痛と吐き気のみ。最初の医院でわき腹を押され、お腹の真ん中とばかり思っていた痛みが、その時初めて右わき腹に移っているのを知りました。直接原因は分らず、いつなるかもわからないということですので、このような初期症状を頭にとどめていただければ幸いです。
今朝は気持ちいい快晴です。主人は心置きなく稲刈りのお手伝いに出かけました。もう少しの間ゴンタと家でのんびり過ごさせていただきます。
どうぞ、テコリンさんにはすがすがしい秋の日をお過ごしくださいますように。ありがとうございました。

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